アウトビアンキマーク 112の日 tourのTOPへ

『112の日』の巻

本日の参加A112 か、描けない… 42台でした。

 

【誰が書いたか「112の日」】
 鬼のように暑かった2003年の灼熱ツーリングが無事終わり、15台のA112で過ごした楽しい一日を振り返りつつも「さて灼熱の次は何じゃいな」とカレンダーを見てみる。10月のカレンダーには「ビバ!イタリア!」と赤いマジックで丸が書かれており、その翌月である11月には、これまた赤い丸で「112の日!」とある。あちゃ〜そうだった。一体誰が書いたんだよこんな予定を。
 思えばこのカレンダーを取引先のかなり美人な営業さんにもらった時、「出(弟)さんはカレンダーなんていっぱいもらわれると思いますけど、このカレンダーも使ってくださいヨ!」という謙虚かつ、しかしそれは営業トーク以外の何ものでもないと思うんですけど、その笑顔と言葉に「いやいやいや、もうこれ絶対使いますよ!」と嬉しがって予定を沢山書き込んでしまったのだ。その予定とは現実味のあるもんないもんひっくるめて「とにかく予定を埋めて悦に入る」というまるで小学生の夏休みの計画のようなことになっていた。
 そしてその計画の中には当然ながら僕の行動原理ともいえるアウトビアンキ関連のイベントが嬉々とした字で記入されていたのだった。11月初旬に燦然と光り輝く「112の日!」の文字…さてどうしたものか…。

【脳内会話で一念発起】
 どうしよう…などと悩んでいても始まらない。まだ8月だし日もあるんで、きっと余裕をもって企画が立てられるハズだ!と思い立ち、とりあえずはイベント草案を練ってみる。
 えーと、まずはどっかにA112ばっかりで集まるでしょう、ほんでダラダラするでしょう、で台数が多ければよし!と。あっけなく基本コンセプトが決まってしまった。あー一件落着…などと思っていると『そんないいかげんなことでいいのかい?』と頭の中で良心の声が。『無計画が原因でこれまで失敗してきたことって結構多いよね』何でしょうその言い草は。マッタクこの良心というやつはもっともなことばかり言うのでイヤである。そんなに言うならお前がやってみろっつーの(笑)。一方で僕のダークサイドな声が『いやいやいや、灼熱だってホラ、はぐれたり食事の場所が見つからなかったりUターンしたりしても(ほっとけ!)、みんな楽しそうにしてたよね。だから「112の日」も適当にやればいいんだよ』いつもいいこ と言うなぁ君は。君のおかげで僕は低い方に流れてばっかりの人生だよ(笑)。『ホント適当でいいんだって。大体出(弟)がそんなにきちんとできるわけないんだよ』ていうか何かムカツク言い方だなそれも…。ならちゃんとやってやるさ!306クラブにできて僕にできないはずはないのさ!と変に一念発起していざ計画開始だ!
 (注釈)えーちなみに上記は心のジレンマを脳内会話に置き換えて表現しているだけですので今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。

【ノーモアチッタ?】
 昨年の「112の日」は愛知県は知多半島にある「チッタ・ナポリ」という、恐らくどこかしらがナポリ風なのであろう施設でワイワイと楽しく過ごした。集まったのは24台のA112。本邦初かどうかは調べてみないと分からない(ていうか調べる気はない)のだが、24台のA112で地上に「A112」と書いたりして、随分大人びた(笑)、そしてよき記念になるようなミーティングを行った。恐らくフェラーリミーティングでは地上文字はやらないだろう。「F40」とか馬のマークとか…そ、想像できん。
 で、今年のロケもチッタ・ナポリかと言うとちょっとそれはいかがなものか?確かに数十台のA112を並べてみんなで楽しむには、チッタは格好のロケーションだろう。しかし2年連続となると目新しさに欠けるような気がするなぁ…。恐らくUUDのメンバーの数名からは「えーまたー?」「じゃ俺今回パス」「単純に遠いね」とか言う勝手な意見が出されるであろうことは過去の付き合いから容易に想像できる。またFFやラテミなどの既存のイベントへの便乗参加は別として、UUD独自の企画イベントは毎年同じ場所で安直に回を重ねるのではなく、むしろいろんなロケで開催した方が後々のイベント企画の資産になるような気がするなぁ。
 ここ1年間のUUDギャザリングの企画を遡ってみると、知多半島で24台、岐阜のラテミで18台、京都〜滋賀を走った灼4で15台となっている。その内知多半島と岐阜はマッタク関西エリアではないので、もはや関西近辺に拘る必要はなくなってきている。また関東圏を含めた中規模以上の独自イベントはまだ実施していないので、今回は関西・中部以外のロケにも目を向けてみることにした!どこか良い場所あるかい?

【苦悶の場所選定】
 まず場所の条件だ。20〜30台が駐車できるような場所→どっかの駐車場を借りればOK。しかし単なる駐車場ではその場所の「必然性」がないので楽しくないなぁ。やはり自動車やイタリアにゆかりのあるようなところ、もしくは観光名所がありみんなが楽しめるところ→となると?う〜ん?なかなか難しい…。
 関東エリアで言えば例えばお台場の駐車場エリアとかどうでしょうか?ゆりかもめ乗ってるとあの妙なホリデー気分(平日でもそういう気分になるよね)も手伝ってか「ここでイベントできたらなぁ」と思いますなぁ。それか昔モーターショーやってた晴海とか。コミケファンもOK(笑)。はたまたTDLの駐車場とか、ってそれA112のミーティングそっちのけでパークで遊んでしまいますね。
 矛先を変えて田宮模型とかフジミ模型の駐車場でミーティングした後、工場見学のコースはいかがだろうか。はたまた箱根を走った後、雰囲気の良いホテルでミーティングとか。まぁいろんなところが思い浮かぶ。この中で最も触手が動くのは何と言ってもフジミ模型の工場見学だ。A112の金型をぜひ見せていただきたいものですなぁ。そして全員で署名して「最終型のバンパーつけろ」とか「もっと丸みを帯びた本来のフォルムに作り変えろ」などと言ってみたいものです。そして工場長が「負けましたよ、みなさんの熱意には…。その代わり、いつまでもコイツ(A112)を走らせ続けてくださいよ。」「本当ですか!?」「やったぜ工場長!」「ワー!」てな感動的な場面もあるかもなぁ。でも実際は恐らく「そんな数十名の署名では作れませんな〜」とあっけなく拒否されるのであろう。融通利かんなぁ富士見模型…。などと勝手に想いをめぐらす。
それから車乗りと言えば箱根に引き続き御殿場界隈もイベントするには実に「しっくり」くるエリアだろう。乙女峠の上りの途中にはうちの会社の変な保養所もあるし、下に降りれば御殿場スポーツカーガーデン(フェラーリ美術館、松田コレクション)もある。昔FFの開催地だった富士高原(跡地)もあるし、ギャラリーアバルトもあるしなぁ…。フジミ模型もいいけど、なかなかこの辺りもいいんじゃないのか!?

【町田にて油を売る】
 さていきなり場面は変わってここは町田駅。駅前の写真屋さんに寄ってみる。そう、ここは知る人ぞ知るイタリアンな車(A112Jr含む)と三菱な車とモトコンポがひしめくナイスな場所「マリー写真館」だ。この館内にある車関連グッズのショップ「アウトガレリア・マリー」のご主人である小嶋氏、と言っても何かヒゲとかはやしてパイプなんかくわえながら「君ね〜、やっぱりアルファはジュリアなんだよ。ダメだよ147なんか乗っちゃ」なんていう説教系エンスーおやじ、もしくは浦見魔太郎御用達の「怪奇屋」主人のように「このナルディステアリングは呪いのステアリングで…(ドジャーン)」みたいな感じじゃないんですよ。これがまるで若いご主人なのだが、それでいて礼儀は正しいは車の造詣は深いは交友範囲は広いはラフェスタミッレミリアには毎回出場してるは所有していたキャトルにドラマで反町は乗るわそして沈むわで大変素晴らしい人だ。
 「こんちわ〜」「はーい、あれっ?何でこんなとこにいるんですか?」「いや〜出張のついでに。はい、これ生八橋」「あ、どうもすんません。で、また今日はどんな御用で」「いやちょっと寄っただけですよ。ホンマに。」などと言いながら油を売るついでに、話の途中で「御殿場スポーツカーガーデンとか、ギャザーやってるのってフェラーリが多いですけど、果たしてアウトビアンキは可能でしょうかね〜?」「あーいいんじゃないですか?もし良かったら連絡しましょうか?」「(さすがマリー主人…)いえいえ、まだ決定じゃないんで。あとスポーツカーガーデン以外にギャラアバも考えてるんですけどね」「それもいいじゃないですか!館長かオーナーに連絡しましょうか?」「(さすがマリー主人…)いえいえ、まだ決定じゃないんで。」ということで、1名の有力な賛成をもらったので(笑)やはり御殿場方面にターゲットを絞ることにする。

 さて京都に戻り、早速この辺りの情報を集めてまわる。まずこのミーティングはランチが必須ということなのでスポーツカーガーデンにアプローチだ。よくフェラーリさんやランチアさんたちがランチミーティングなどをされておられますなぁ。果たしてA112のような車は敷居をまたぐことができるのか?それとも「車というものにはヒストリーが必要なのです…」などと言われ門前払いをくらうのか?(笑)。ということで電話してみました。
 回答はA112全然OK!しかし11月2日はすでにフェラーリクラブのミーティングが入っているとのこと。フェラーリの幹事の人は随分早くからテキパキ行動されていますねぇ…UUDとはえらい違い(というか僕とはえらい違い)だ…と感心する一方で、『実は体裁よく断られてるんじゃないのか(被害妄想)?』とも思ったが、ちゃんと後日スポーツカーガーデンのスケジュールにちゃんとフェラーリクラブのミーティングが入ってました(笑)。残念ですがまたの機会に。

【A112と言えばやっぱアバルト?】
 さてここで質問だ。フェラーリとアバルト、どっちがアウトビアンキ?というクイズを出されたら、みなさんはどう答えるだろうか?「どんな質問やねん!」と突っ込みながらも、いろんな関連性を理由にして大半の人が「アバルト?かな?」などと語尾を上げつつもそう答えるだろう。かくいう私もそうだ。どちらがA112にゆかりがあるかといえば、アバルトに決まってるやん!という安直な理由も手伝い、「やっぱギャラアバだよね〜」と次にアバルト美術館に連絡を入れてみることに。
 実は昨年のチッタが終わったその夜の居酒屋で、メンバーの何人かには「来年はギャラアバとか考えてんすよ」と話もしており、当初からの候補地の一つではあったのだ。しかし昼食どうしよう?という考えがあり、このエリアでは次候補としていた。ところがタイミングよく山中湖に詳しい友人から「湖畔にいいレストランがある」という情報を得、そのレストランと絡めてうまく2ロケ連携でイベントができるのでは?と画策したというわけだ。早速ギャラアバに電話してみた。
 電話に出られた館長は心よく「アウトビアンキ?いいじゃない。で、何台で来るの?」「恐らく20台以上です」「20台!よくそんなに集まるもんだね(笑)」「みんなアバルト好きなんですよ」「よし、11月2日だね?ちょっと待ってね…、今んとこ団体の予定ないから、じゃその予定しとくよ」と話がトントンとまとまった。素晴らしい。
さてここでもう一つ館長に依頼事項を伝える。実は以前、最後の富士高原FF(懐かしいなぁ…)の際に、縁あって館長と一緒にギャラアバの中で楽器を演奏させていただいたことがあり、もしギャラアバで集まることができたら、ぜひイベントの一つとしてまたお願いしたいと思っていた。「あの〜館長?実はですね、僕以前に館長と一緒に演奏を…」「何だ!あの時のあんたか」「そうなんですよ〜。またお世話になります。A112クラブのメンバーも館長の演奏が聞けたらとても喜ぶと思うんで…また一緒に演っていただけないかと…」「いいですよ〜。じゃまた近くなったら曲とか決めよう」と快諾してくださった。

 そうと決まれば今度は昼食の予約だ。友人から聞いていたのは「リストランテ パルコ・デル・チェロ」。ここは湖畔の老舗「たむら亭」さんが経営されているリストランテで、聞くところによるとテラスがあり、非常に良い雰囲気の場所ということだ。ちなみにその友人は当時つきあっていた彼女と、神奈川県は溝の口からドライブで山中湖までやってきて、ここで昼食をとった後、適当にデートし、その夕刻プロポーズをして見事OKをもらったと言っていた。僕からはマッタク聞いていないにも関わらず、一方的にそんな話を嬉しそうにする友人…(笑)。嬉しがんなっつーの!まぁ彼にしてみればそれほどいい感じのレストランだから出(弟)もぜひ行っとけということなのだろう。こちらのリストランテにも連絡したところ、快く要望を聞いていただき、いよいよ企画が現実のものとなっていく…。ん〜いいぞいいぞ。

【さて食いつきの程は?】
 さて企画がまとまり大体の算段もついた9月17日、UUDのMLで本案件の提案を行った。メンバーの反応はいかがなものだろうか?出(弟)企画だけに参加はA112のみであることと、集まる台数にはやはり拘りたいので、MLでは「目指せ30台!」と「お前普通に考えたらそんなに来るわけないやんけ」という目標を公けにする。さて企画がまとまり大体の算段もついた9月17日、UUDのMLで本案件の提案を行った。メンバーの反応はいかがなものだろうか?出(弟)企画だけに参加はA112のみであることと、集まる台数にはやはり拘りたいので、MLでは「目指せ30台!」と「お前普通に考えたらそんなに来るわけないやんけ」という目標を公けにする。
 30台という大儀なことをMLに告知すると、関東、北関東、名古屋、関西のそれぞれのメンバーから肯定的なレスがつき非常に嬉しい。人望あるなぁ俺っte(x_x)\☆パキッ しかも今年は「地上文字はしないのか」とか「アウトビアンキ社のマークはまだ前人未到では?」とかいうアナーキー(笑)な意見がうちのクラブにしては予想外に少なく、ごくごく正当に良い感じで盛り上がりつつある。間に入ったビバイタネタとの相乗効果もあり、MLでは活発に意見交換がなされいい感じだ。
 盛り上げのネタの中心はやはり台数だ。これについては昨年同様怒涛の勧誘をしなければ到底30台には満たないだろう。その際はマルチ商法に手を染めた際の友人への積極的な電話攻撃と同様の勧誘をせねばなるまい。絶対問屋に昇格するぜ!(笑)と危機感を持っていたが、なかなかどうして反応があるので、皮算用はあれよあれよという間に30台に手が届くようになった。これは嬉しい誤算だが、なぜこんなことになっているのかを冷静に考えてみる。一つはこれがわけの分からないイベントではなく、昨年の経緯を踏まえたものであること。参加者の中にイベントのイメージができており参加を検討する際に安心するということか。そしてメンバー同士で匿顔ではないリアルなコミュニケーションが取れていること。また今回は関東圏内ということからパイの大きい関東勢の人たちが比較的参加しやすいこともあるだろう。名古屋や関西のコアなメンバーは少々遠くても来るノリだから大丈夫ね(笑)。
 そして最も重要なことだが、イベントの成功を測る基準の一つにA112の台数があるということ、その台数が多いほど参加した時の嬉しも大きいということ、そして台数を増やすのは他でもない「自分自身の参加」に依るものだということがメンバー各位の間で共有されており、非常に前向きにイベントを捉えていただいている。素晴らしきUUDメンバー!

→NEXT


 (C) Uno Uno Due West 2004 ALLRights Reserved
 Uno Uno Due 関西 ご意見・ご要望は管理人まで