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『灼熱ツーリング3』の巻

本日の参加A112

 

【深キョンはどこへ?】
それは灼熱3前夜のことだった。東京&横浜からお越しのUUDメンバと出(兄)と共に五山送り火を見に行った帰りのこと、途中で寄ったケンタッキーに何と財布を忘れてきてしまったのだ!現金はもちろんのこと、免許証もクレジットカードも昨日の弁当代のレシートもTSUTAYAのカード(近所の店とアニメ充実してる店の2店分)も、ミニカー屋で死ぬほどためたポイントカード(くっそ〜!)も全部入っているう!でも気が付いたのは今朝出発の時。「あれー俺財布どこ置いたかなぁ?」などというかなり呑気な感じで(笑)。事態がよく飲み込めてないというのは幸せなことだ。
さて、ないもんはしかたがないので、とりあえずツーリングに向けて出発する。
まず目指すはケンタッキーだ。しかしケンタッキーって何時に開くんだろう。まぁファーストフードだしきっと早いよな。そんでもって「お客さま、昨日お忘れでしたよ!」と深田恭子似の高校生女子バイト17歳(夏休みでちょっぴり解放感かな)な娘があのサンバイザーなんかぶって笑顔で言ってくれるんだろうなぁ。で僕の方も「ホント助かりましたよ。ありがとう」とかいっちゃって、でまた後日ケンタッキー行ったときに、顔とか覚えられてて「今日はお財布、忘れないでくださいネ!」みたいな感じか?などと勝手なことを思いながらケンタッキーに到着。到着時間は8時半だったが、思いっきり店閉まってました。
扉には「10:00〜23:00」とか書いてある。あかんやん!ケンタッキー!マクドを見習えよマクドを。早朝からやってんねんぞ!あそこは!まぁしかし朝から鶏揚げたのを食いたくて仕方がないって人は少ないんだろうな〜きっと。
しかたがないので、ケンタッキーには後で連絡することとし、次の目的地である第一次集合場所へ向かう。今日は一文なしだ(笑)。どうしよう。

まずは本日初参加の若人、ソータ君と合流するために京都は烏丸御池の交差点に向かう。ソータ君は以前に僕と出(兄)のビアンキを街で偶然見かけて「これは格好いい車だ!」と思ったかどうかは分からないが、とにかくチェックを入れ、詳細を知るべくこうせつ改さんのBBSにたどりつき、書き込みをしてきたという、昨今の若者にしては素晴らしいセンスの持ち主である。本日イベント初参加ということで、ようやく彼に会えると思うと嬉しい。出(兄)や関東メンバ前夜祭組もソータ君集合場所で合流することになっている。
ちなみにこの交差点は、祇園祭の山車(ヤマ)や鉾(ホコ)が勢いよく左折するポイントで有名だ。山鉾にはステアリングという概念がないので、右左折は全てドリフトなのだ。そういう意味で京都人はコーナーでのドリフトを楽しみにラリーを見にやってくるヨーロッパ人と通じるもんがあるなぁ…などとアホなことを考えながら、交差点に向けて車を走らせていると、少し前方にビアンキ軍団発見!何たる偶然!ていうか集合時間近くに集合場所付近を走ってるんで別に偶然でも何でもないんだけどね(笑)。それはそうとかなりのペースで走っているようだ。きっと生方号が先頭の出(兄)号をあおっている結果だろう。それはそうと最後尾についているマーチは何だ?一般の人か?その割にはビ軍団のペースで飛ばしてるなぁ。
とにもかくにも、もう僕の頭の中は、彼らに追い付き「知らない間に一台増えてたよ」的展開をもくろむことしかなく、アクセルベタ踏み。時速100km/hで追撃する。しかーし、ビアンキ軍団+マーチが山鉾ドリフト交差点を右折した時点で、惜しくも一歩届かず、右折の青矢印信号はこの僕をあざ笑うかのように「フッ」と消えてしまったのだった。

しかしながら信号待ちのために急停車して、しばしよくよく考えてみると、どこに100km/hも出して追い付く必要があったのだろう…僕ももういい大人なんだしなー。いや!やはりネタのためにはむしろ150km/hくらい出して(出るのか?)追い付くべきだったのだろうか?などと考えていると信号が青に変わった。右折するとずらりとビアンキが4台ならんでおり、何でか分からないが先程のマーチまで停まっていた。誰んだ?思わず「すぐ移動させなさい!」と京都府警のミニパトの婦交さんのようなことをつぶやきながら隊列の先頭に車を停めた。
車を降りると、関東組の人たち、ソータ君とおぼしき若者、出(兄)、樋口さんが何やら楽しげにだべっていた。しばらくその場所で、もの凄いデザインの出(弟)Tシャツをもらったり、出(兄)からお金を借りて(笑)ジュースを買ったり、ケンタッキーの電話番号を調べたり、NTTの番号問合せが100円もするのに怒り狂ったり、「どうすればいいんだ僕は?この変な人たちの間で!」とでも言いたげなソータ君と話したりしているうちに、もうひと組の関東勢、平岡夫妻より電話が入る。夫妻はこの交差点から目と鼻の先にいるのだが、「これからチェックアウトなんで〜、もうちょっとゆっくり来てくれていいよ」とか言っている。しかしこの彼のノンキな行動が、後のツーリングのタイムテーブルに大きく響くためのボタンのかけ違えの始まりだということに、この時点で気付いた人はいなかった。
それからまたしばらく時間をつぶし、平岡夫妻のとまるホテルまで移動。さらに河原町カトリック教会前にて平岡夫婦がチェックアウトするのをしばし待った後に出発。三条大橋を渡り、神宮道を左折し岡崎公園内に入る。平安神宮の鳥居をくぐり、一旦出(兄)の職場に行くのだ。そういえば第一回灼熱ツーリングでは、この大鳥居の下に車とめたっけ。懐かしいなぁ。で、僕の車の電動ファンがラジエターから外れていた(大丈夫かよ)のを平岡さんにチェックされたんだっけ。で永瀬さんのお子さんが全ビアンキに鋭いチェック入れてたんだっけ。染谷さんの車みて「なんでこんなに錆がひどいの?」とか言っていたような気がするなぁ…などと回想にふけりつつも出(兄)職場へ。そこに樋口マーチを置いていくという寸法である。よしよし、置いていけ置いていけ。
お盆の朝の二条通りはとても空いており、大きなお屋敷の庭の蝉の声のみが響く。さてそうこうしているうちに樋口嬢を乗せた出(兄)号が職場から出てきた。いよいよ琵琶湖にむけて出発だ。

■出(兄)職場近くで樋口さんと下田さん

【もうトラブルかいな】
出(弟)号のすぐ後に平岡号が着く。今日はStage5(赤)でご参加だ。南禅寺前から蹴上の交差点に突入する。蹴上からは山科までの簡単な山越の道となるのだが、ふとミラー越しに後を見ると、平岡号の影がなく、下田号が続いている。あれー?抜く場所なんかないのに…と思いながらも「何かのタイミングで抜いたのかな?」「下田さんやる気満々か?」などと思ってひた走る。山を下りたところで出(兄)より電話が入り「平岡さんのキャブのジェットが緩んでて、蹴上の坂登らへんかってん。とりあえず直したし、ていうか閉めただけやけどな(笑)。そっちと距離あるけど追いかけてるしな。」とのこと。それって去年の灼2で徳本号がやったやつちゃうんか?何か灼ツーの定番故障ですね。「ジェットの緩みくらい見とけよなー」とかこのHPに偉そうに書こうと思ったが、そんなこと書くと決まって来年あたり自分が同じことをして世間から非難を浴びそうなので書かないでおく(ほとんど書いてるって)。

【そしてまた遅刻】
さて一行は東インターを越え、滋賀県は浜大津へ。浜大津から国道161号線に乗って堅田まで行くのだ。この時点ですでに9時40分。あと20分で浜大津から堅田まで行くことは可能だろうか? 出(弟)号では、財布の捜索活動が運転手によって延々と続けられており、ケンタッキーやカード会社や自宅など、いろんなところに電話をかけたり、逆にかかってきたりで大層忙しく、隣のソータ君に対しての気遣いなど全くない様子だ(笑)。
彼はきっと「えらい奴の隣に座ったもんだな」とか「免許不携帯なのかよ」とか「もうそれ絶対カード悪用されてますって」などと思っていることだろう(笑)。少なくとも僕が彼の立場ならそう思うし。
そうこうしているうちに時間は9時50分。またもや電話が鳴る。今度は本日初参加の西川さんからだ。「今、雄琴付近なんですけど、渋滞してるんで、少し遅れそうなんですよ。初参加で遅刻なんて、ホントすいません」とのこと。こっちはさらにそれよりも後にいるというのに、な、何と謙虚かつ律儀な人なんだ!UUD関西のツーリングでは遥か昔に忘却の彼方に追いやられていた、集合時間に「遅れます、すいません」の一言が深く心に響く(笑)。
その言葉にいたく感動し「大丈夫っス大丈夫っス!こっちはそちらより後だし。」と安心の一言を返す。逆に「あ、いいんだ別に、いいかげんでも」と思われたかも?
その電話を切って間髪入れずに、神戸の馬込さんからの電話が鳴った。「今やっと京都南〜、ごめ〜ん」一応形式的には謝っておられるようだ(笑)。再度「いや〜、こっちもまだ着いてないよ〜」と安心の一言を返す。馬込さんの電話を切って、「あ、俺も集合場所の誰かに電話しとかんと!」と初めて自分の遅刻に気付き、川島さんに電話する。「もうみなさんお揃いですよー」という返事。全くもって面目ない。

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